内科、循環器内科、心臓血管外科、外科
ルスコクリニック
〒700-0064
岡山県岡山市北区大安寺南町1丁目7-33

TEL: 086-201-0631

ブログ

今年は早い! 2023/3/31

ルスコクリニックには小さな庭があります。毎年芝桜が咲きますが、今年は、例年より7日ほど早く満開になりそうです。桜も満開が早いようで、気候が良くなってきました。

収穫の秋 ミョウガ 2022/10/1

ルスコクリニックには季節の花々のみならず、いろいろな植物を育てています。今年は、日陰で涼しいところにミョウガを植えました。プランターに5月に植えました。環境がよかったせいか、たくさんできました。ミョウガの香りがとてもよかったです。

暑くなってきました!熱中症に気をつけましょう!・・・水分補給・環境調整(エアコン)・着衣調節・・・2022/6/10

人生百年を生きる:糖尿病をいかに防ぐか

梅雨入り間近となってきました。気温も上がり、クリニックの庭先に置いているハイビスカスが咲きました。実はこの鉢は、昨年からの冬越しした株なんです。今年も花を咲かせてくれました。



今年も紫陽花が咲いています。昨年と比べて、梅雨入りは平年並みとのことですが、まだ朝晩が涼しい日もありますね。昨年よりも大きくなって咲いています。

大安寺南町 健寿会 2022/4/21

人生百年を生きる:糖尿病をいかに防ぐか

 換気励行、3密回避、に気をつけてもちろん、マスク着用のうえ開催されました。コロナ禍に入り、久しく開催されておりませんでしたが、南町の健寿会にお邪魔して講話会を開催しました。

 院長からは「コロナから身を守る」「ACP(人生会議)」についてお話ししました。COVID-19から身を守るために、大切なポイントを押さえる事をお話しさせていただきました。もう1点は、ACP(人生会議)を開くことは大切だという事をお話ししました。自分の人生をどのようにしたいか、はひとそれぞれです。悩んで当然、正解は、、、ありません。悩んでたどり着いた事、それが答えかもしれません。当院には医療相談員も在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。

 第二部は、アイビー薬局大安寺店の池田薬剤師さんから「COVID-19治療薬」「かかりつけ薬剤師」についてお話ししました。


文責 院長


芝桜 満開です 2022/4/10

今年も、昨年に引き続き芝桜がとても綺麗に咲いてくれました。

新型コロナウイルス感染症が蔓延しようが、植物には関係なく、春が廻り花を咲かせてくれます。

雨の紫陽花?晴の紫陽花? 2021/06/08

雨の紫陽花

晴の紫陽花

平年は6月7日頃に岡山は梅雨入りするそうですが、平年より22日早く、昨年より26日早く5月15日に梅雨入りしました。記録が残る1951年以降では、1963年の「5月8日」についで2番目の早さだそうです。ルスコクリニックの紫陽花も満開です。あなたは雨の紫陽花、晴れの紫陽花どちらがお好きですか?

人生百年を生きる:サルコペニア・フレイルについて 2020/02/04

サルコペニアとは加齢に伴い骨格筋量が減少し、筋力や身体機能が低下する状態(加齢性筋肉量減少症)と言われています。
さらにこれらが進行することにより、身体機能が低下するのみならず、認知機能や意欲低下、うつなどの精神機能の低下を来して日常生活活動(ADL)をおとしめ、要介護に向わせる状態をフレイルと言い、ここ最近注目されている概念です。

フレイルはfrailty(もろさ、弱さ)に由来しますが、国も超高齢社会の到来を見据えて、健康寿命延伸のキーとして、フレイル予防を施策の中で取り上げてきています。
これからの世の中、長生きするなら元気でいたいものですし、出来るだけ介護の世話にはならないようにしたいものです。そのためにはサルコペニア・フレイルを出来るだけ避けたいものです。

そしてこのフレイル・サルコペニアに影響のある高血圧、糖尿病、脂質異常、認知症・心疾患・COPDに代表される呼吸器疾患・慢性腎臓病など様々な疾患を予防することが大切になってきます。
そのためには若い内からの運動・栄養、高齢になってのポリファーマシー(色々な薬を多種類服用する)対策などが大切になるでしょう。

文責 院長


人生百年を生きる:高齢者糖尿病について 2020/01/20

糖尿病に罹患したまま高齢域にはいる人が増えてきています。
このような高齢者糖尿病患者さんは

  1. 血糖値が動揺したり
  2. 高血糖、低血糖のいろいろな症状がでたり
  3. 脳梗塞や虚血性心疾患などの動脈硬化性疾患を来しやすくなったり
  4. 腎機能低下により薬剤の蓄積を来したり
  5. うつ、フレイル、転倒、低栄養などになったりと、色々と病態変化が出てきます。

そのため高齢者糖尿病患者さんには医師や看護師以外にも管理栄養士、薬剤師、など多くの職種の方にかかわってもらう必要があります。
一般的に糖尿病コントロールの目安としては、HbA1c(過去1か月間の血糖値の平均値を示す指標)がよく使われますが、認知症の合併や多くの併存疾患のある高齢者には、やや高値(例えばその人の年齢を10で割った値をその人のHbA1c値とする)を目標にコントロールするのがいいともいわれています。

患者さんの状況、フレイル(虚弱や老衰)予防も目指した、包括的な、その人にあった治療法が求められています。


人生百年を生きる:糖尿病をいかに防ぐか 2019/12/11

人生百年を生きる:糖尿病をいかに防ぐか

まず、祖父母、両親等、家族に糖尿病がいる家系は要注意です。
食べ過ぎ、肥満、ストレス、運動不足は糖尿病の引き金になります。

食事療法は基本です。
腹8分、多くの種類の食品をバランスよく、朝食・昼食・夕食を規則正しく、脂肪は控えめに、野菜・海藻・キノコなど食物繊維を多く含む食事をゆっくりよく噛んで食べましょう。

アルコールは飲みすぎなければ禁ではありません。
運動ですが、むつかしく考えずに、歩くことで十分です。
いわゆる有酸素運動です。
1回20~30分くらい、週3~4回位はしたいものです。ただし、運動は糖尿病コントローが悪い人、重症の糖尿病や、足に壊疽などがある人は無理しないほうがいいでしょう。

年に1回くらいは健康診断を受けることを勧めます。
尿や血糖を調べれば糖尿病の診断は容易です。
口が乾く、体重が減少してきたなどの症状があれば、手遅れにならない間に、かかりつけ医を受診しましょう。


人生百年を生きる:糖尿病について 2019/11/20

今やわが国で予備軍も含めて2000万人ともいわれる糖尿病とは、血液中の血糖が高く、それにより様々な合併症を引き起こす病気、ということになります。
血糖は主としてインスリンというホルモンにより調節されていて、インスリンが減ったり、その働きが十分に発揮されない状態になれば糖尿病が発症します。

糖尿病は成因から主に1型(インスリン絶対不足)と2型(インスリン作用不足)に分類されますが、大人になって食べ過ぎや、運動不足、飲酒、ストレスなどにより発症する2型が多くを占めます。
糖尿病は血管の病気と言われ、その合併症は冠動脈疾患や脳血管障害、末梢動脈疾患などの動脈硬化性疾患、網膜症や腎症、神経障害などの細小血管合併症があげられます。

これらの合併症は20年、30年と長い時間かかって進行していくため、なかなか気づきにくく、気づいた時にはすでに手遅れとなっていることに十分注意することが大切です。
心血管疾患、認知症、がん、骨折などのリスクを高める糖尿病をいかに防ぐか、100才を目指す前の関所と考えておいてください。

文責 院長


人生百年を生きる:生活習慣と高血圧 2019/11/05

人生百年を生きる:生活習慣と高血圧

高血圧を予防することの重要性は十分お分かりのことと思います。
さてどうやって予防するかですが、生活習慣病の代表である高血圧における生活習慣について、今回はお話ししましょう。
一説には人類が塩を調味料として使用してから高血圧が始まったともいわれていますが、まずは食塩を1日6g未満に抑えましょう。
英国での最近の研究では食塩を減らすことにより、明らかに血圧の低下、脳卒中や心臓病による死亡数の減少が見られています。

次に野菜、果物の積極的摂取です。
又低脂肪乳製品も勧められます。
体重はBMIを25未満に抑えることが大切です。
有酸素運動は毎日30分くらいは必要でしょう。
節酒、禁煙にも心がけて下さい。
高血圧はわが国では約4,300万人が罹患していると言われています。

そして、家庭での血圧測定の重要性が叫ばれています。
血圧計は一家に1台備え、毎日測定する習慣をつけることが大切でしょう。

文責 院長


人生百年を生きる:高血圧症について 2019/10/16

高血圧症は成人には最も馴染みのある病名ではないでしょうか。
高血圧有病率は男性24%、女性20%と言われています。
脳卒中、心筋梗塞、心不全の最大の危険因子と考えていいでしょう。

ところで血圧とは一体何なんでしょうか。
一言でいえば血管抵抗と心臓の力とで規定される血管の受ける圧力ということになりますが、これが色々の因子(心拍出量、ストレス、脂質、ホルモン、色々な生理活性物質、etc)の影響を受けています。

前置きはさておき、血圧は一定の条件で測定することが大切です。
座位で、暫くは安静にした状態で2回測定し、その平均値を用いるのが推奨されています。
年齢や糖尿病や腎臓病などの疾患を持っている人により降圧目標が変わりますが、一般には75歳以上や脳血管障害患者さん、腎臓病の方は家庭内血圧を135/85以下で抑えることが推奨されています。

次回は生活習慣による血圧の管理についての話です。


人生百年を生きる:認知症は防げるか? 2019/09/17

認知症であっても百まで生きることができるでしょう。

しかし認知症がないことに越した事はありません。
糖尿病の人はアルツハイマー型認知症になる頻度が耐糖能正常の人に比べ約2倍高くなるとの疫学調査があります。
又高血圧の人は血管性認知症の発症リスクが正常血圧の人に比べ高いと言われています。

喫煙はどうか。
これも認知症発症リスクを高めます。
食事では大豆・大豆製品、野菜、牛乳、芋、魚、卵の摂取量が多く、米、お酒の摂取量が少ない人は認知症発症リスクがそうでない人に比べ低いとのことです。

つまり、認知症に限らず、あらゆる病気の原因に共通していること、それは生活習慣の乱れということでしょう。


人生百年を生きる:プロローグ 2019/09/03

人生百年を生きる:プロローグ

人は一体何歳まで生きるのでしょうか?

ところで、一説ではもしガンや脳卒中、心臓病などがなくなったとしても、平均寿命はあと4~5年延びる位だともいわれています。

しかし、人は少しでも長生きしたいし、それも元気で。
そして、死ぬときはコロッと逝きたい。

ルスコクリニックで訪問診療を初めてから4~5年経過しましたが、先日103歳の男性を看取り、また101歳の女性をグループホームへ紹介しました。
そして今また103歳の女性を訪問で診ています。
そろそろ百歳超えの方を診るようになってきています。

しかし百年の人生はすべての人に約束されたものではありません。
少しでも元気で百歳に近づくにはどうしたらいいのか。

今からでも遅くはありません、もう手遅れだと思わずに、人生百年を生きる“為になるお話”をこれから何回かに分けてしていこうと思っています。


安心ハートネット 2019/08/16

病院と診療所の連携(病診連携)に限らず、医療と介護(医介連携)など様々な場面で「連携」が大切なのは言うまでもありません。
単に、診療情報提供書(いわゆる紹介状)のやり取りだけではなく、医療機関同士が面会して最近の様子を伺ったり、困っていることを相談したり、従来より一歩踏み込んだ「連携」を求められるようになってきました。

循環器疾患の患者さんは、岡山県においては心筋梗塞連携パスが既にスタートしており、急性期病院からかかりつけ医まで、治療からリハビリ・日常診療まで一つの治療体系に沿って診療できるようになってきました。
最近増えている心不全についても心不全連携パスがスタートしました。

ルスコクリニックでもこの取り組みに参加しております。
既に数名の患者さんにおいて心不全連携パスを用いた医療連携(病診連携)を経験しております。当院は訪問診療のみならず、外来もあります。
(急性期)病院の担当の先生に伝えていただくか当院にご相談ください。
相談員(医療ソーシャルワーカー)もいますよ。


梅雨入りしましたけど、、、 2019/06/29

梅雨入りしましたけど、、、
梅雨入りしましたけど、、、

岡山は遅い梅雨入り、ですが今日も晴れ間が多くて暑いですね。
昨年植えた紫陽花が元気よく咲きました。早速来年も楽しみです。

まだ、早朝は涼しく感じることもありますが、9時を回る頃からだんだんと暑くなります。
エアコンを効かせて、熱中症にならないように注意してゆきましょう。

高血圧には塩分は大敵ですが、この時期は少々勝手が異なります。
汗で失われた分補給しないと体調を崩しやすくなります。
ご高齢の方は、水分管理が難しいですが、手軽に摂取できるパック入り熱中症予防製剤などを利用して脱水・熱中症を予防してゆきましょう。


史上初の10連休がおわり、いよいよ新時代が始まりました。
ルスコクリニックは普段と変わらず、往診もありました。

ルスコクリニックの敷地内の空いたスペースにプランター栽培ですが、キュウリ・なす・ミニトマトをGW前に植え付けました。
晴天にも恵まれ、順調に成長しております!第一果(房)を早めに採取し、次の実からいよいよ収穫です。


アレルギー、アナフィラキシー、エピペン 2019/03/28

もうすぐ4月、新学期、新入学、新入園です。
季節の変わり目とともに、学校や環境が変わる時期です。

アレルギーをお持ちの方の場合、環境変化にとても気を使うことと思います。
給食では、食物アレルギー、野外・屋外では蜂アレルギーなどが一般的に遭遇しやすいアレルギーでしょうか。

アレルギーはいつ頃から?

アレルギーはいつ頃から?

紀元前27年 エジプトメネス王が蜂刺傷により死亡するという出来事が記録に残っているアレルギーの起源と言われています。
おそらく、蜂毒に対するアナフィラキシーショックを起こし、命を落としたのかもしれません。

(広義の)アレルギーとは 免疫反応に基づく生体に対する全身的または局所的な障害である、と定義されます。

アレルギーといっても最近では医学的に5つの型があると言われております。
その中でも、アナフィラキシーショックを呈する1型反応(=即時型アレルギー)は様々なアレルギー物質(=抗原・アレルゲン)にて誘発されると言われております。
即時型といっても最大反応まで15分程度を要することが多いとされています。

数年前にはアナフィラキシーショックというキーワードが新聞記事に多く見受けられる時期がありました。
食物アレルギーがある方やアレルギー症状(口・口唇周囲のかゆみ、腫れ、喉のかゆみ、喉が締め付けられるような息苦しさ、蕁麻疹、嘔吐や下痢腹痛など)がある場合、原因食物を特定しておいた方が望ましいと思います。

ハチアレルギーにしても、食物アレルギーにしても原因物質に暴露されないことが基本です。
しかしながら、蜂刺傷やアレルゲン摂取によってアレルギー症状、特にアナフィラキシーショックを呈した時には早めの対応が大切です。
当院には、自己注射可能なエピネフリン製剤(商品名 エピペン)の登録医が在籍しておりますので、当院にて処方可能です。
薬剤の準備に時間を要することもありますので、事前にご連絡ください。

最近では、厚生労働省や文部科学省のwebで自己注射可能なエピネフリン自己注射薬についての対応ガイドラインや食物アレルギーに関する知識、緊急時の対応などがアップされています。
ご参考にされてください。



大寒から立春 2019/01/30

二十四節気の大寒から立春までは一年の中でもっとも寒い時期とされています。
異常気象が目立つ昨今ですが、昔も今も寒いのは変わらないなぁと感じます。

巷ではインフルエンザが猛威を振るっています。ワクチンを接種していても感染・発症・重症化する可能性は有ります。
日頃からの予防が大切です。

コレと言った決め技は見当たりませんが
①人混みを避ける
②マスク着用
③うがい、手洗いの徹底
④規則正しい生活
⑤バランスの良い食事
これらの積み重ねになろうかと思います。

予防投与できる薬剤もありますが、保険扱いの対象からはずれますので経済的負担も考慮しなければなりません。

立春まであとすこし、早く暖かくなってほしいですね。


介護事業所番号が変わりました。 2018/12/27

介護事業所番号が変更になりました。

新介護事業所番号は 3310116383
になります。

よろしくお願いいたします。


大安寺南町の公会堂にて講話会を開催しました。 2018/05/02

大安寺南町の公会堂にて講話会を開催しました。

4月28日に大安寺南町の公会堂にて講話会を開催しました。
高井秀明が「在宅医療のトピックス」についてお話を、「在宅医療での薬剤師の役割」という題目でアイビー薬局の池田薬剤師さんにお話をしていただきました。

大安寺南町の公会堂にて講話会を開催しました。

今後とも、在宅医療に携わる様々職種の方と連携して盛り上げて行きます!


大安寺南町公会堂にて、講話会を行いました 2017/12/11

大安寺南町公会堂にて、講話会を行いました

12月9日(土)、大安寺南町老人クラブの方を対象とした講話会を行いました。

当クリニックのような、在宅療養支援診療所から見た日本の医療の現状について、何が問題で何が起きているのか、医療ソーシャルワーカーからみた介護保険・医療保険などについて、質疑応答を含めて1時間程度ですがお話させていただきました。

大安寺南町公会堂にて、講話会を行いました

多くの方に参加いただき、また熱心に聞いていただきました。
大安寺南町健寿会の皆様、ありがとうございました。

このような取り組みを続けていくことで、より地域に根ざした医療の提供ができればと思いますので、よろしくお願いします。